延命により景気を回復できた企業

延命により景気を回復できた企業

延命により景気を回復できた企業

中小企業金融円滑化法によって国の政策目的の通りに成果を出し、本来の目的を達成できた企業もあります。政策の要であったのは銀行の対応です。中小企業が申し出を行い返済に対する猶予を希望してきた場合に銀行はできる限り企業の希望を受け入れて、適切に対処していく事が求められているように感じます。しかし国政としての目的はこの法律を活用して申請できる企業をいかにすくい上げ、国内の景気を回復させていくのかが大きな目的としてあり、焦点であったと言えます。しかし実際には申請してくる企業が多く、さらに企業の再建に対するマニュアルが完璧に存在しているわけでもない為、本来再建に向けて協力、指導していくことが重要であると考えられていたにも関わらず、それらを完璧にこなし、さらに企業の運営に関してまでサポートできる機関が存在していませんでした。その為に多くの企業はなんとか毎月の返済を抜け伸び、その間に自力で事業を立て直す事が必要であったといわれます。そういった状態にあっては資金力の乏しい企業にとっていくら延命したからと言って回復する見込みはありません。毎月資金繰りに苦しむよりも倒産の道を選ぶ方がいいのかと感じる代表者も多かったと聞きます。しかしながらこの法律により延命を行えた事で事業が再建できた企業が存在していることも確かです。稀なケースではありますが、一時しのぎが行えた事で事業運転資金に余裕ができ、それを新たなビジネスへとつなげた事が再建のキッカケとなりました。いかに法律を活用し、活路を見出すかで今後はいかようにも変えていく事ができるのかもしれません。