最後までやり通すということ

     
 

皆さん、こんにちは。ゴーズパーティ担当の北村です。
「商いメルマガ」、Vol7のスタートです!

↑「飽きない」とかけています、一応。
当メルマガのナビゲーターは私、北村が務めさせていただきます。
よろしくお願いいたします!
当メールマガジンは法人向けということで、ビジネスのお役に立てる情報を配信するというのはもちろんですが、企業様同士のビジネスマッチングの場としても発展させていければと思っています。
しかしながら、ビジネスといってもエンターテイメントな視点は忘れずに、「ビジネスをもっと面白くする」をモットーに今後は様々な「飽きない」ビジネスコンテンツを提供していきたいと思いますので、ご期待ください!

     
     
 

●「業を企てる人々」って、どんなコーナー?
 業を企てる人々(わざをくわだてるひとびと)とは、読んで字のごとく、『企業家』を指します。
このコーナーでは、様々な業種の企業家の方にインタビューを試み、ビジネスマッチングや異業種のノウハウなど皆様に有益な情報がご提供できればと思います。
 近年、成長が著しい企業にいえることはM&Aやアライアンスにより、自社のアイデアを発展させるという「足し算」をするのではなく、他社のアイデアを取り入れてい「掛け算」を実現させているからだと私は考えます。

   お客様同士のお取引の始まりや、インタビュー記事の中からのちょっとした気づきから売上に貢献できるなど、皆さんのお役に立てるコーナーを目指して頑張っていきたいと思います。
     
<お知らせ>無料セミナーのご案内
印刷、旅行、不動産、学校、Web制作、出版、広告・・・インターネット関連と紙媒体を多く扱う業界の方必見の無料セミナーを4月28日、品川イーストワンタワーで開催いたします。昨今ではワンソースマルチユースが提唱されており、広告宣伝や販売販促の効率化はどの業界でも推進されてきましたが、電子カタログを誰でも簡単にいくつでも作成できる「アクションブラウザ」により、今までの常識を覆す効果が期待されています。→詳細はこちら
     

<株式会社ジェイケン 様>
 今回の「業を企てる人々」は・・・
現在、一千億円以上の市場規模といわれる着信メロディ関連。その中でも、設立2年目にして有料会員数20万人、総計8万5000曲を誇る、巨大着メロコンテンツを提供するジェイケン。月々300円の会員利用料が売り上げの中心で、今期の売上高は早くも7億円を見込んでいる。
 このサイトには2000人以上にもなるクリエイターが音源作品を投稿して、それをユーザがダウンロードするというスタイルをとっている。多くのクリエイターやファンに支持されており、現在も急激に成長しているのである。
2000年、着メロサイトブームに乗って数百あるひとつの個人サイトでしかなかったJ研が、多くのライバルたちがサイトを閉鎖する中、なぜ生き残り、いま大きく拡大することができたのだろうか?
今回は株式会社ジェイケンの小西社長にお話しをお伺いしました。

 


北村:
起業の背景を教えていただけますか?

小西社長(以下小西):サラリーマン時代は当時のJフォンに勤めていました。1999年2月にiモード、5月にezwebがスタートしまして、我々JフォンのJskyも12月に始まりました。当時は営業をしておりまして、会社からはもちろん、両社を追い抜け!ということを要求されていました。ただ、後発ということもあり、どうしてもブランド力にかけるところがありましたね。

それに、確かにJskyに面白いサイトがないなと感じていたこともあって、悔しいので、だったら俺がそれらを超えるサイトを作ってやろうと。それまでまったくWebを作ったことがなかったので、一から勉強しながら作りましたよ。
それが、楽しくてしょうがなかった!本当に面白かった。2000年4月に個人のサイトとしてオープンして、自分が作ったサイトにお客さんがきてくれるというのが、感動的だったですね。
それで2001年4月までは手作業で更新していって投稿者を少しずつ募集していきました。
そんなときにジャスラックという団体が個人で着メロを無料配信したら駄目だということで発表があったんです。(ジャスラックは著作権を持っているひとから権利を預かり、管理を行っている組織。音楽を使う人に許可を出して使用料を受け取り、そのお金を著作権を持っているひとに渡すという役目を担っている)
今後続けると法律違反になりますよと告知があってから、ひとつまたひとつと着メロサイトが閉鎖していきました。

北村:なるほど・・・もしかして、小西社長も閉鎖されたのですか?

小西:いや・・・実は閉鎖する以外の方法もジャスラックは提示していました。それは誰かがひとつの曲をダウンロードしたら、管理者が7.7円をジャスラックに払うという契約を結ぶことでした。もちろん、誰もそんな契約を結ぼうなんて思いませんでした。それにはどうやってカウントしていけばいいのか、どうやってお金をユーザから回収すればいいのか?
という問題が立ちはだかっていたからです。しかし、唯一、私たちはジャスラックと契約することに踏み切りました。

北村:どのようにして2つの問題をクリアされたのでしょうか?

小西:現在専務をやっている川村が2000年8月から手伝ってくれていました。それでPHPやDBを勉強して、「イーナンバー」というシステムを考案したのです。簡単に説明しますと1000円振り込んでくれたら100曲までダウンロードしてもいいよというイーナンバーコードを発行しました。

でも、正直うまくいくとは誰も思っていなかったんです。
誰がわざわざ銀行に振込みにいくの?って感じだったんです(笑)それまで無料でダウンロードできていましたし。
しかし、ほかのサイトがすべて閉鎖して世の中のクリエイターの作品は私のサイトに集まるようになりまして、曲数がどんどん増えていったのです。あっという間に1万になり、それが3万となるまでにそう時間がかかりませんでした。
そんな状況もあって、一日に100〜200人のひとが振り込んでくれることもありました。
しかし、感想を5箇所に書いてくれたら3曲無料というサービスも行っていたのもあり、売上のほとんどが著作権料としてなくなっていきましたね。
それでもとにかく賑わいのある楽しいサイトを作ろうとずーっとやってきたわけです。

 

▲JKENの豊富なケータイ着メロコンテンツサイト

北村:
会社組織にしたきっかけというのは、ありますでしょうか?

小西:イージーウェブの公式サイトにしませんか?と当時お付き合いのあったCAモバイル社から提案を受けました。
ジェイフォンの社員がライバル会社のKDDIの公式サイトをというのはさすがに倫理的に問題があり、抵抗がありましたので、コンテンツの将来性にかけてみようと考えて会社を退職し、本格的なビジネスにすべく2003年5月に4人で起業したのです。

北村:御社のコンテンツの魅力をひとことでいうと?

小西:そうですね。いろんなひとがひとつの曲に対してさまざまなバージョンで投稿してきます。
このひとたちはダウンロード履歴やアクセス履歴、そして感想がくることで自分の作品に対する反響をしることができます。
今までなかった発表の場所と市場評価を得ることができるというメリットがあるのです。また、ユーザは豊富なコンテンツのなかから同じ曲でも色々な表現を楽しむことができます。自分が探している曲が見つかりやすいというより、一種、宝探してきな要素があるのでしょうか?ただの着メロじゃなくてね

北村:2000年に無料ダウンロードの着メロのサイトってどれくらいあったんですか?

小西:たくさんありましたよ。100、200・・・どころじゃなかったと思います。当時は一種ブームだったし、僕もブームのってつくったけど、最後までやったのは僕だけでした。継続は力だなって思います。

北村:今後の展開について教えてください。

小西:今後は「CtoCの架け橋となるコンテンツ」をテーマにクリエイターが活躍する場をもっと提供していきたいですね。
たとえば、漫画、小説・・・そういったものを発表する機会ってまだまだ整備されていないと思うんですよ。
さまざまなジャンルにおいてクリエイターが活躍できる場所を提供していきたいと思っています。

北村:本日はありがとうございました。



 

 インターネットの最大の強みはインタラクティブにコミュニケーションが取れること。CtoCのサービスとはその最たるものでしょう。今までの世の中には無かった、でもインターネットの強みを生かせば可能になる、そして、それを待ち焦がれているユーザがいればそのアイデアを実現させ、コンテンツビジネスとして成功することができる!・・・但し、それはインターネット黎明期のはなしで、ライバルとの競争、法律や環境の変化、さまざまな困難にぶつかることのほうが多いでしょう。良いアイデアは当然として、そのあとの戦いの道のりのほうが断然、長いのです。その中でいかに現状に満足することなくサービスを磨き続けることができるか、いかにあきらめずに困難の中にチャンスを見出して継続することができるか?そちらのほうが重要であり、その長いトンネルを抜けなければ成功をつかむことはできないのだろうなと感じました。

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■発行者
スターティア株式会社 ゴーズパーティー事務局 担当北村
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