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【後編】
星野:ビジア様は「START!」という多摩地域限定フリーペーパーを発行されていると思いますが、なぜ多摩を選ばれたのですか?
桑原社長(以下桑原):多摩はビジア創業の地なのです。またそれ以外にも多摩にすごく恩があるんですよ。
ビジアは武蔵小金井で創業しました。
当時1997年はビットバレーの時代と呼ばれていて、ITベンチャー企業が渋谷に集まっていたんですよ。
私も「渋谷に来ないか」とたくさん誘われたのですが、結局すべて断りました。これからITの社会を作るのに、なぜみんなが同じ場所に集まらなくてはいけないのか理解できなかったんですね。
当社はしっかりとした土台のあるものづくりの企業にしたかったんです。そして武蔵小金井で仕事を行い、事務所だけでなく家も武蔵小金井にしました。良い事務所でしたよ。静かで、朝は鳥の鳴き声が聞こえて、冬には雪が降って。
武蔵小金井で6年間事務所を構えしっかりとしたものづくりの土台を作りました。
また当時は多摩中央信用金庫にたいへんお世話になりました。多摩中央信用金庫はベンチャー支援が活発で、創業間もないころ2〜3ヶ月間売上がなかった当社に対して貸付をおこしてくれました。あのとき多摩中央信用金庫がなかったら今の当社はないと思います。だから今も当社の心のメインバンクは多摩中央信用金庫です。
それに多摩にはまだあまり知られていない良い会社がたくさんあるんですね。そういった良い企業を応援していきたいと思っているんですよ。ですので、まずは安価なサービスを皆様にご利用いただいて、企業規模が大きくなったら更に高いサービスをご利用いただければと考えています。多摩でもできなかったら、新しい場所でもできる訳はなくて、自分たちの強いエリアでまずは勝負をしてみようというのが理由です。
星野:お二人のストレス解法を教えていただけますか?
本郷社長(以下本郷):ワークアウトです。3〜4日に一回、ジムで2時間、ロッキーの音楽を聞きながらトレーニングをしています。
桑原:私はほとんどストレスを感じないタイプなのですが、強いていえば温泉旅行ですかね。
熱海に両親の別荘がありまして、そこで過ごします。富士山がお風呂から見えるのですが、それが非常にリラックスできます。
星野:休日はどのように過ごされてらっしゃるのですか?
本郷:主に子供と遊ぶか、格闘技観戦です。
桑原:格闘技観戦ですか。
実は私の同級生がキックボクサーをやっているのですが、観ていて励みになりますよ。私と同い年でベルトに向けて果敢にチャレンジする姿勢が。
本郷:アメリカの総合格闘技でヘビー級のチャンピオンだったある選手がいるのですが、彼は一度引退してインタビューアとして活動していたのですね。
しかし、現在のチャンピオンは不甲斐ないと言って現役のチャンピンに挑戦し、結局勝ちました。彼は42歳です。
そういった姿をみると私も励みになりますね。
星野:桑原様は休日をどのように過ごされていらっしゃいますか。
桑原:私はゴルフと犬ですね。トイプードルを飼っているのですが、私が奥さんに近づくとやきもちを焼いて必ず真ん中に入ってきます。
本郷:休日とかリフレッシュというのは、恐らく皆さんが思っていらっしゃるのとは少し違うと思います。
なぜかというと社長はもっと会社をこうしたらいいんじゃないか、こういうビジネスモデルってできないかだとかを常に考えていて頭が煮詰まっちゃうんですね。煮詰まってしまうと良いアイデアがポンと出てこないんですよ。
ですので海外旅行や温泉、格闘技を観ていると、頭から仕事が抜けているから、急に良いアイデアが浮かんできたりするんです。
そのためにリフレッシュの時間が必要だという感覚です。
土日も関係なく仕事だけをしているとそういったひらめきというのは生まれないんですね。
出ないから半分あえてリフレッシュの時間を設けているという意味もあります。
極端な話365日24時間ずっと会社のことを考えています。
これが結論だと思います。
恐らく自社をもっとよくしようと考えている経営者はみんなそうだと思います。
桑原:確かにそうですね。私もプライベートや休日って聞かれると返答が難しいところがあります。あまりないというか。ゴルフをしていても常に仕事を考えていますよね。
星野:最後に読者の方に向けてメッセージをお願いします。
桑原:企業は整理をすれば必ず良いものがあって、良いものを見つめなおすだけで、必ず成長できるんです。
本当に価値のある部分を世の中に出していくという作業と、その手前で本当に価値があるものというのはなにかというのを自分が理解するというプロセスを踏むことで、事業ってすごく伸びると思うんです。
そういったお手伝いがしていければ良いなと思います。
中小企業が育ってこそ日本の経済って良くなることだと思うので、そうなっていくように成長のお手伝いができたらと思います。
本郷:大手企業もなくてはなりませんが、やはり日本企業の95%以上は中小企業ですので、中小企業がないと日本って回らないと思うんです。
例えばバケツに大企業の石ころをたくさん入れたところで、その隙間には様々な形の石ころがないとバケツって埋まらないんですよ。
日本を代表する大手自動車会社だって、小さな下請けの企業がいくつかなくなっただけで生産が止まってしまうようなことだってあるんです。そういった影響力を持った中小企業ってたくさんあるんです。
ですので高い志を持って、お互い頑張りましょうと言いたいです。
星野:本日はありがとうございました。
桑原 英男(クワハラ ヒデオ) 株式会社ビジア 代表取締役
詳しくはHP(http://www.visia.co.jp/)
本郷 秀之(ホンゴウ ヒデユキ) スターティア株式会社 代表取締役社長 兼 最高経営責任者
詳しくはHP(http://www.startia.co.jp/)
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