北村:しかし、起業に至る経緯や周りを巻き込んでいくそのパワーの源はどこにあるんでしょうか?
宮守:端的に言うと理念にもあるんですが、「可能性の追求」という言葉を使っていて、自分や自分の仲間がどれくらいいけるのか?という欲求が圧倒的に強かったですね。
そういう場所も提供できる組織を作っていきたいという気持ちが根底にあったと思います。
今新しく起業することを選んだ理由もこの可能性の追求という理念によるところが大きいですね。
北村:2004年にダイレクトリンクをある上場企業に売却されていますが。
宮守:このまま続けることができても急成長は見込めないなと感じていたところ、M&Aのお話をいただいたんですね。最初はお断りしましたが、先方のグループ会社の業態、強みを聞いたところ、非常に相乗効果が望める組織になるのではないかと考えるようになり、その会社の傘下に入ることを選択しました。
北村:その1年後に退職し、現在の株式会社アイカンパニー設立に至るわけですね。
宮守:上場企業とベンチャー企業の事業の進め方というのが非常にギャップを感じました。
つまり、今まで理念としてきた「可能性の追求」と上場企業の「計画的な経営」とは文化が違ったわけです。そこで再度可能性を追求するため、起業することを選びました。
ただ、経営者としては成長の場を与えていただいたということで、その会社の会長、社長をはじめとした経営者の方々には大変感謝をしています。
北村:アイカンパニーではどのような事業をされているのですか?
宮守:具体的にはPRの仕事をしていきたいと思っています。今までも広告をやってきたのですが、それ以外で会社を伸ばす手段はないのかと考えて、雑誌、新聞の記事に載るための方法を以前から調べていました。
面白いことにPRの市場規模は広告に比べてかなり小さいんですが、アメリカではかなり伸びているという現実がありました。
そこで雑誌新聞に取材してもらったり、記事に取り上げられるような働きかけを仕掛けるというのが事業内容になります。
現在はブログもひとつのメディアとして定着していきました。そこでさまざまなメディアをミックスさせて、企業のブランド力を高めることが目的です。
北村:今までも20代で2度の起業など凄まじい実績をお持ちだと思いますが、宮守社長の将来の夢はなんでしょうか?
宮守:2020年に1000億円を達成することです。
PR、広告、Webによるバリューチェーンを構築して、お客様に喜ばれる多彩なコンテンツを提供していきたいですね。
北村:本日はありがとうございました。 |